モニター

モニターソフトウェア用の特別なアプリケーションが、監視用アプリケーションのデータ収集を効率的に行なえるように、Trimble Accessソフトウェアの機能を拡張します。

連続的ではないにせよ、よく使用される制御や変形測量などの作業が効率よくできるような流れになっています。以下が可能です:

  • 容易にステーションを設置。
  • 後視と全ての前視目標を測り、次にそのサイトに訪れた時のために、詳細をジョブに保存。
  • エポック間隔や許容範囲などの測定パラメータを定義。
  • 特定の許容範囲外で動きがあった場合のリポートの表示 - 現場での大掛かりな分析作業は不要。
  • 現場で測定エポックの情報を表示し、その後レポートを出力して、既知の座標と測定値を比較することが可能。

典型的な監視作業の流れ

モニターソフトウェアを使用した典型的な作業の流れは次の通りです:

  1. 既存のジョブを開く、または新規作成する。
  2. 必要に応じ、既知の点をインポートする。
  3. 測量を開始する。
  4. ステーション設置を行う。
  5. 必要に応じ、監視点を追加する。
  6. 監視を開始する。典型的な用途は次の通りです:
    • トータルステーションが取り外された状態での1つのエポックの反復(日次または週次)監視。
    • トータルステーションが取り外されていない状態での長期的監視(1日中など)。
  7. 監視中は、ソフトウェアが測定の進行状況と一時的転移/結果を表示します。
  8. 作業が終わると、ソフトウェアが最終的な転移/結果を表示します。
  9. 必要に応じて、監視を終了し、測量を終了します。
  10. モニターソフトウェアを使用し、変位を参照したり、別のレポート形式にデータをエクスポートしたりします。