Trimble Accessワークスペース
本トピックには、Trimble Access ワークスペースの各場所への移動の仕方や、ソフトウェアとのインタラクションを行う方法について役に立つ情報が掲載されています。
プロジェクトとジョブが開いたら、Trimble Accessワークスペースがマップを中心に表示されます。作業を開始するには、メニューから項目を選択するか、またはマップ上で長押しし、必要なアクションを選択します。マップのタップアンドホールドメニューに表示されるアクションは、マップ上で選択された項目の数と種類によって異なります。
メニュー項目やアクションを選択すると、マップ上に新しい画面が表示されたり、マップの横にフォームが表示されたりします。
画面下のソフトキーは、開いている画面やフォームに関係するアクションや項目を示しています。
横長モードでは時折、縦長モードでは通常、アイコンがソフトキー列に表示され、より多くのソフトキーが使用可能であることを表しています。さらにソフトキーを表示するには、をタップするか、ソフトキーの列を右から左(または左から右)にスワイプします。
ほとんどのソフトウェア画面では、をタップしてメニューを参照できます。メニューから下記を選択します:
- プロジェクトで、プロジェクト画面を参照します。
- ジョブで、ジョブを参照します。
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お気に入りは、よく使用する画面へのショートカットを表示します。この画面から、ソフトウェア内で既に開いている画面に戻ることもできます。開いている画面は、ここに戻るリストに表示されています。横長モードでは、メニューは常にお気に入りの項目が選択された状態で開き、お気に入りリストがメニューの横に表示されます。詳しくは、頻繁に使う画面と機能を参照してください。
お気に入りメニューの項目はジョブが開いているときだけ使用可能です。
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ジョブデータは、ジョブデータメニューにアクセスし、ジョブのレビュー、ポイントマネージャ、またはほかのジョブデータ画面を開くことができます。
ジョブデータメニュー項目は、ジョブが開いているときだけ使用可能です。
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一般測量 Trimble Accessアプリを複数インストールしている場合に、別のアプリに切り替えるには。
ジョブが開いている際、アプリケーション名の下に表示される項目から、そのアプリ内のメニューにアクセスできます。
- 機器で、機器または受信機メニューにアクセスします。
- 設定で、設定および測定スタイルを設定します。
- ヘルプで、インストールされたヘルプファイルを参照します。
- 製品についてで、ソフトウェアに関する情報を参照します。
- 終了で、ソフトウェアを終了します。
メニューをスワイプアップして全項目を参照します。コントローラのキーパッドを使用してメニュー項目を選択するには、メニュー項目の最初の文字に対応するキーを押します。例えば、ヘルプを開くにはHを押し、機器メニューを参照するにはIを押します。この方法でキーパッドを使用し、メニューをナビゲートできます。
Trimble Access UIは、既にお使いのスマートフォンおよびタブレット用アプリケーションとよく似た操作性で使用できます。ジェスチャーを使用してマップ上でズームとパン操作を行います。メニューやリストの始めから最後までのスクロールは、スワイプアップ操作で簡単にできます。ジョブのレビューやポイントマネージャ画面などで、大量のデータを参照する可能性がある場面では、ソフトウェアに従来式のスクロールバーが用意されていますので、これをタップし、ドラッグして画面の上下に動かすことができます。
Trimble TSC7およびT7には、指、手袋またはスタイラスペンモードを選択可能なタッチパネルユーティリティが含まれています。任意のモードをご使用いただけますが、雨天の中で作業を行う際は、指モードを使用されるようお勧めします。タッチパネルユーティリティに関する詳しい情報をお求めの際は、お使いのコントローラのドキュメンテーションを参照してください。
TSC7およびT7では、オペレーティングシステムが初期設定で125%で表示するよう設定されています。従って、Trimble Accessは、これらのコントローラ上では125%での表示に最適化されています。
Trimble Access内で一つのフィールドからもう一つのフィールドにテキストをコピーする際、テキストの長押しメニューを使用し、テキストの切り取り、コピー、貼り付けを行うことができます。
- テキスを選択するには、選択したい語をタップアンドーホールドするか、フィールドを横切るようにタップアンドドラッグしてさらにテキストを選択します。テキストメニューが表示されます。
- フィールド内の全てのテキストを選択するには、フィールドをダブルタップするか、文字を長押ししテキストメニューのすべて選択をタップします。
- 選択したテキストを切り取りまたはコピーするには、テキストメニューで切り取りまたコピーをタップします。
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空白のフィールドにテキストを貼り付けたり、フィールドの末尾に貼り付けたりするには、フィールド内をタップアンドホールドし、貼り付けをタップします。
フィールド内の既存のテキスト内にテキストをペーストするには、テキスト内の挿入ポイントをタップし、貼り付けをタップします。
Windowsコントローラでは、Ctrlキーと他キーの組み合わせを使用することができます。テキストを全て選択するにはCtrl + A、切り取るにはCtrl + X、コピーするにはCtrl + C、貼り付けるにはCtrl + Vを押します。
ステータスバーの項目をタップすると、機器の機能や受信機機能画面に素早く移動したり、設定の変更や機能の有効・無効化を行ったりすることができます。さらに詳しい情報は、ステータスバーをご参照ください。
Trimble TCU5コントローラは常に横長モードで使用されます。
コントローラがWindows端末の場合、Trimble Accessは、横長モードで使用されるように設計されていますが、コントローラが回転すれば(キーボードなし)縦長モードになります。
横長モードで、フォームがマップとともに開いている場合:
- フォームの詳細を表示するには、をタップして左にスワイプします。フォームのサイズは、最も近いプリセット位置に変更されます。
- 任意のフォームを全画面にするには、をタップして画面の左端にスワイプします。
- フォームのサイズを小さくしてマップの表示範囲を広げるには、をタップし、右にスワイプします。
デバイスの向きをロックするには、以下の一つを行います:
- Windowsデスクトップから右側から内側へスワイプし、アクションセンターにアクセスします。回転ロックをタップして有効にします。回転ロックタイルが青色に変わります。
- コントローラのキーパッドでWindows + Oキーを押します。
TDC600ハンドヘルドでは、Trimble Access は縦長モードまたは横長モードで使用されるように設計されています。
縦長モード時:
- マップに沿ってフォームが開いているときに をタップし、下向きにスワイプするとフォームをさらに表示します。またはをタップし、上向きにスワイプするとマップをさらに表示します。
- さらにソフトキーを表示するには、をタップするか、ソフトキーの列を右から左(または左から右)にスワイプします。
- Trimble Accessを縦長モードで実行中は、Escソフトキーはありません。変更を保存せずに画面を閉じるにはデバイスの戻るキーを押します。
デバイスの向きをロックするには、以下の一つを行います:
- Androidのホームの画面下から上にスワイプし、設定をタップします。ディスプレイ / 詳細設定 / デバイスの回転を選択し、縦向きを維持を選択します。
- 画面上から下に二回スワイプするとAndroidステータスバーが表示されます。それから自動回転アイコンをタップします。
Trimble TSC7およびT7上では、Trimble Accessソフトウェアは常に全画面モードで実行され、Windowsタイトルバーやタスクバーは表示されません。
その他のコントローラ上では、ソフトウェアはデバイスがタブレットモードのときに全画面モードになります。Trimbleでは、Windowsオペレーティングシステム内でタブレットモードをオフに切り替えることをお勧めします。その理由は、タブレットモードがオフになっているときの方が、オペレーティングシステムや仮想キーボードにアクセスしやすいためです。
コントローラに物理的キーパッドが付いている場合や、外付けキーボードを接続した場合、所定のキーの組み合わせを使用して、別のソフトウェアプログラムに素早くアクセスしたり、Trimble Accessソフトウェアを開いた状態でWindowsシステム設定を設定したりできます:
- キーパッド上のWindowsキーを押し、WindowsのStartメニューを表示させます。
- キーパッド上のWindows + Dキーを押し、Windowsデスクトップを表示させます。
- Ctrl + Qを押し、Trimble Accessを終了します。
その他便利なショートカットについては、キーパッドのショートカットを参照してください。
Android端末でTrimble Accessを実行しているとき:
- Trimble Installation Manager Android用は必ずコントローラにインストールしたままにしてください。Trimble Accessソフトウェアを実行するために必要です。
- USBケーブルを使用して、コントローラとWindows PCとの間でファイルをやり取りすることができます。ファイル転送をご参照ください。
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コントローラは、全ての対応GNSS受信機および大部分の一般測量機器にBluetoothで接続可能です。
TDC600ハンドヘルド端末を使用してロボティック測量を行うには、TDC600をTDL2.4無線機に接続する必要があります。
- Trimble Accessソフトウェアは、以下の場合を除き、 Windows端末上で実行しているときと同じ機能を提供します:
- コントローラは、Trimble SX10またはSX12スキャニングトータルステーションまたはSpectra Geospatialトータルステーションには接続できません。
- Trimble SX10またはSX12スキャニングトータルステーションからのスキャン点群(.rcwx ファイル)はサポートされていません。
- BIMモデルとIFCファイルがサポートされました。
- マップの制限事項ボックスはサポートされていません。
- GNSSエミュレータおよびシミュレータコントローラ機能はサポートされていません。上記理由により、情報画面にはサポートソフトキーがありません。
- Android OSは、外部モデム、またはBluetooth DUNが必要な携帯電話へのインターネットネットワーク接続をサポートしていません。代わりにWi-Fiや内部セルラーモデムを使用してネットワーク接続を作成してください。