Trimbleデータフォルダ
Trimble Accessソフトウェアにより使用される全てのデータが、Trimble Dataフォルダ内の正しいフォルダに保存される必要があります。
フォルダのロケーションは、コントローラのオペレーティングシステムにより異なります:
- Windowsデバイスの場合:C:\ProgramData\Trimble\Trimble Access\Trimble Data
- Androidデバイスの場合: <デバイス名>\Internal shared storage\Trimble Data
Trimble AccessソフトウェアからTrimble Dataフォルダを参照するには、をタップし、ジョブデータ/File Explorerをタップします。
- AndroidデバイスでTrimble Dataフォルダを表示するには、File Explorerでをタップして[内部ストレージを表示]を選択します。次に、File Explorerでをタップし、デバイス名を選択します。Trimble Dataフォルダが、デバイス上のフォルダ一覧に表示されます。
- WindowsデバイスでSystem Filesフォルダを表示するには、File Explorerウィンドウ上部から表示を選び、非表示項目チェックボックスにチェックを入れます。
- Projectsフォルダは、初めてTrimble Accessアプリケーションを実行する際にTrimble Dataフォルダ内に作成されます。
Trimble Dataフォルダを、Windows Explorerのお気に入りリストに固定するには、ファイルエクスプローラを Trimble Accessのジョブデータメニューから選択します。Windows Explorerで画面を上にスクロールし、左枠最上部のお気に入りリストを表示します。お気に入りを右クリックし、現在の位置情報をお気に入りに追加を選択します。
各プロジェクトは、Trimble Data\Projectsフォルダ内の専用フォルダに保存されます。
プロジェクトファイルは、各該当<project>フォルダに保存され、そのプロジェクト内の任意のジョブにより使用可能です。プロジェクトファイルは通常、マップファイル、線形、または基準点ファイルです。
すべてのシステムファイルは、<project>フォルダに保存されます。
ファイルの種類 | ファイル拡張子 |
---|---|
ジョブファイル | .job |
JobXMLファイル | .jxl |
カンマ区切り(CSV)ファイル | .csv |
カンマ区切り(TXT)ファイル | .txt |
デジタル地勢モデル ファイル | .dtm |
三角地勢モデル ファイル | .ttm |
IFC(Industry Foundation Classes)ファイル | .ifc |
DXF(Drawing Exchange Format) | .dxf |
ESRI Shapeファイル | .shp |
地理参照画像ファイル* | .tif, .bmp, .jpg, .png |
Trimble道路または線形ファイル | .rxl |
LandXML ファイル | .xml |
GENIO道路ファイル | .crd .inp .mos |
12Dモデルファイル(道路のみ)** | .12da |
Surpacファイル | .str |
トンネルファイル | .txl |
- 地理参照画像ファイルがTrimble Accessのマップに表示されるようにするには、同じ名前の関連付けられたワールドファイルが必要です。ワールドファイルでサポートされているファイル拡張子は、.wld、.tifw、.bpw、.jgw、.pgwです。Geo TIFFファイルにはワールドファイルは必要ありません。
- JPEGファイルは24ビットカラーにのみ対応しています。完全なグレースケールのJPEGファイルには対応していません。
- .12daファイルを使用するには、Trimble Access 道路ソフトウェアを使用し、.12daファイルから取得したモデルを含むGENIO .mosファイルを作成します。
ジョブ画面内のエクスポート機能を使用してデータをエクスポートする際に作成されるhtmレポート(.htm)とカンマ区切りファイル(.csv)は、<project>フォルダにも保存されます。
各ジョブは、該当<project>フォルダ内にジョブファイルとして保存されます。
必要に応じて、<project>フォルダ内のフォルダにジョブを保存することができます。Trimble Accessでジョブを使用できるようにするには、プロジェクトフォルダ名とフォルダ名をつなげた長さが100文字未満である必要があります。ジョブ名は、100文字制限に含まれません。
別のフォルダにジョブを移すには、Trimble Access内でジョブのコピー機能を使い、ジョブおよび関連づけられたファイルの全てを新しいフォルダにコピーしてから、元のジョブを削除します。ジョブファイルをコピーするには
データ同期問題を回避するには、Trimble Connectからダウンロードされたジョブを別のフォルダに移さないでください。
各ジョブについて、ジョブ上で作業が進行するとともに作成される画像またはGNSSデータファイルなどのファイルを含む<ジョブ名> Filesフォルダがあります。
すべてのシステムファイルは、<ジョブ名> Filesフォルダに保存されます。
ファイルの種類 | ファイル拡張子 | サブフォルダ |
---|---|---|
GNSSデータ | .t01、 .t02、 .t04 | |
枚 | .jpg | |
VXまたはSシリーズのスキャン | .tsf | |
SX10またはSX12のスキャン | .rwcx | <プロジェクト>\<ジョブ名> Files\SdeDatabase.rwi |
元の画像 | .jpg | <プロジェクト>\<ジョブ名> Files\Original Files |
Trimble SX10またはSX12スキャニングトータルステーションを使用して測定されたスキャンポイントが座標計算でこのジョブで使用されると、例えば、ジョブ内でスキャンポイントと同じ位置にポイントが作成されます。
また必要に応じ、自動生成されたフォルダが<ジョブ名> Filesフォルダ内部に作成されます:
- 画像ファイル上に描画したり、注釈を加えたりする際、<プロジェクト>\<ジョブ名> Files\Original Filesが作成されます。元の未編集画像は、Original Filesフォルダにコピーされます。
- Trimble SX10またはSX12スキャニングトータルステーションを使用してスキャンする場合、<プロジェクト>\<ジョブ名> Files\SdeDatabase.rwiが作成され、.rwcxスキャンファイルが保存されます。
ジョブ画面でコピーをタップすると、USBスティックなどの外付けドライブを使用してフォルダから別のフォルダへ、またはコントローラから別のコントローラへ、ジョブと関連ファイルを簡単にコピーすることができます。
すべてのシステムファイルは、Trimble Data\System Filesフォルダに保存されます。システムファイルは、測量スタイルや座標系ファイル、特徴ライブラリファイルといった任意のプロジェクトやジョブにより使用可能なファイルです。
システムファイルを他のフォルダに保存するとアクセスできなくなります。
下記のファイルは、System Filesフォルダに保存される必要があります。
ファイルの種類 | ファイル拡張子 |
---|---|
特徴ライブラリ ファイル (TBC) | .fxl |
測量スタイルファイル | .sty |
ジオイドグリッド ファイル | .ggf |
結合測地グリッド ファイル | .cdg |
構成 | .cfg |
投影グリッドファイル | .pjg |
シフトグリッドファイル | .sgf |
UK National Grid ファイル | .pgf |
RTCM変換ファイルの送信 | .rtd |
アンテナファイル | .dat |
GNSSコンタクトファイル | .xml |
カスタムASCIIインポートファイル定義 | .ixl |
XSLTカスタムASCIIエクスポートスタイルシート・ファイル | .xsl |
XSLTカスタム測設スタイルシート・ファイル | .sss |
「コード測定」データベースファイル | .mcd |
座標系データベース・ファイル | .csd |
ウェブマップサービス設定ファイル | .wms |
WMSが新規ウェブマップサービス画面に追加されるとウェブマップサービス(.wms)ファイルが作成されます。プロジェクトとコントローラの間でコピーすることができます。
IFCファイルがTrimble Accessに読み込まれている場合、システムファイルフォルダにキャッシュフォルダが表示されます。コントローラ上のIFCファイルをキャッシュすると、IFCファイルの再読み込みが速くなります。
測設スタイルシート・ファイル (.sss) とカスタムエクスポートスタイルシート・ファイル (.xsl) は言語フォルダかまたはSystem Filesに保存されます。転送された測設スタイルシート・ファイルと転送されたカスタムエクスポートスタイルシート・ファイルは通常適切な言語フォルダに保存されます。
言語ファイル(.lng)、音声ファイル(.wav)およびヘルプファイルは、それぞれ所定の言語フォルダに保存されます。
フォルダのロケーションは、コントローラのオペレーティングシステムにより異なります:
- Windowsデバイスの場合: C:\Program Files\Trimble\一般測量\Languages\<language>
- Androidデバイスの場合: <デバイス名>\Internal shared storage\Trimble Data\Languages\<language>