片勾配ロールオーバーとは
RXL道路を定義する際は、片勾配の値を追加することができます。
曲線の外側(高い側)
下図の通り、片勾配ロールオーバー値とは、片勾配によって車道が調整されているところの車道または通行レーン(1)と、片勾配によって調整されていない路肩(2)との間の、横断勾配 (3) の最大の代数的な差です。杭打ちされるステーションに、指定された最大値を上回る横断勾配の差を結果的にもたらす片勾配が含まれる場合、路肩を定義する勾配は、勾配の代数的な差を上回らないように調整されます。
曲線の内側(低い側)
片勾配曲線の内側では、路肩 (2) は片勾配が適用された走行車線 (1) の勾配値より小さくなる場合を除いてその設計値を使用します。その場合は、走行車線の片勾配値が路肩に使用されます。この動作は、最大片勾配ロールオーバー値を指定した場合にのみ起こります。