横断勾配
横断勾配は、道路表面(多くの場合、車道)の工事を確認する必要がある場合に定義します。
下図をご参照ください:
通常、ワイヤ(1)は、道路の一方の側から、各杭上の位置(2)に固定された他方の側へと伸ばされます。それから、形成された道路表面(4)上にそのワイヤがあるかどうか確認するためワイヤのチェックが行われます。それから、位置(3)にある杭にワイヤを固定することによって、同様のプロセスが 道路の他方の側についても行われます。左右の勾配は、工事を確認するのを容易にする形で、ワイヤが表面よりも上にある状態になるよう、鉛直オフセットが可能です。左右の勾配がオフセットされる場合、ワイヤから表面までの測定される距離は一貫して同じであるべきです。左右の勾配オプションはデルタをレポートし、(2)と(3)の位置において杭にマークをつけることができます。
- 横断勾配は、横断表示内で定義する必要があります。
- 横断勾配は、道路に対しての現在位置を求める場合や、法面を杭打ちする際は、定義することができません。
横断勾配を定義するには
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通常は「一つ前の勾配」など、水平工事オフセットを定義し、必要に応じて鉛直オフセットを入力します。横断面ビューから、通常、 以前のスロープ で、水平工事オフセットを定義します。それから、必要に応じ、鉛直オフセットを入力します。
小さい一重円(8)は選択した位置を示し、二重円(6) は指定工事オフセットに従って調整された選択位置を示します。工事オフセットは緑のライン(7)で示されます。
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平面図または横断表示から、横断勾配をタップし、画面上の指示に従って横断勾配を定義します。
選択されたライン(1)は太い緑色の線として表示されます。緑の点線(2)は、選択したラインから、杭打ちターゲット(3)における鉛直ライン(4) との交点までを結びます。
サイドスロープを定義するラインを選択して、横断勾配を定義することはできません。
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「承認」をタップします。
- 「開始」 をタップします。
- ターゲットへとナビゲートして、その位置を杭打ちします。
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「左右の勾配との鉛直距離」値(5) を使用して、第二の位置を杭に記します。
横断勾配機能を無効にするには、横断勾配をタップしてクリアをタップし、閉じるをタップします。