座標系データベースをカスタマイズするには
Trimble Accessソフトウェアで使用されている座標系データベースをカスタマイズすることができます。カスタマイズを行うと以下のような事ができます:
- 使用可能な座標系を減らし、必要な座標系のみを残すことができます。
- 既に存在する座標系を編集したり、新規の座標系定義を加えることができます。
- 座標系ライブラリにGPSサイト較正を含めることができます。
座標系データベース(CSD)は、Coordinate System Managerを使用して編集します。そして、編集したデータベースをコントローラ上のSystem Filesフォルダに転送します。custom.csdフォルダ内にC:\ProgramData\
Coordinate System Managerソフトウェアは、Trimble Business Centerソフトウェアと一緒にインストールされます。
- オフィスコンピュータ上でCoordinate System Managerソフトウェアを起動します。
- 必要な要素を非表示にするには:
- 座標系: 座標系タブの左枠から、必要ではない座標系(複数可)を選択し、右クリックを押し、隠すを選択します。
- ゾーン: 座標系タブの左枠から座標系を選択し、右枠から必要ではないゾーン(複数可)を選択し、右クリックを押し、隠すを選択します。
- サイト: 「サイト」タブより、必要ではないサイトを右クリックし、「隠す」を選択します。
- 「ファイル / 名前をつけて保存」を選択します。
- ファイルの名前を custom.csd にして、 保存 をクリックします。
デフォルトでは、ファイルはC:\Program Files\Common Files\Trimble\GeoDataに*.csdのエクステンションで保存されます。
- オフィスコンピュータ上でCoordinate System Managerソフトウェアを起動します。
- 「ファイル / エクスポート」を選択します。
- 「ユーザー定義記録のみ」を選択し、 OK をクリックします。
- ファイルの名前を custom にして、 保存 をクリックします。
デフォルトでは、ファイルはC:\Program Files\Common Files\Trimble\GeoDataに*.cswのエクステンションで保存されます。
もしGNSSサイト較正が、Trimble Business Centerソフトウェアにより保存されている場合、名前の指定されたサイトは「サイト」タブに加えられ、サイトグループは、必要な場合、「座標系システム」タブに保存されます。Trimble Business Centerにより保存されたサイトを含むカスタマイズされた座標系システムを新規作成する時は、「サイト」タブで作成されたサイトを含む必要があります。「座標系システム」タブにあるサイト・グループには、「サイト」タブに保存されたサイトに 参照 された座標系システムが含まれていますが、カリブレーションの情報は 「サイト」タブに保存されたサイトのみ に保存されています。
カスタム座標系ファイルをコントローラに転送します。ファイルの名前はcustom.csdである必要があります。Trimble Accessソフトウェアで使用するには、ファイルはC:\ProgramData\
- 座標系選択 画面でライブラリからの選択を選択します。次へをタップします。
- これが新規custom.csdファイルの場合、警告のメッセージが表示されます。OK をタップします。
- 「システム」フィールドのから「ユーザー・サイト」を選択します。
- 「サイト」フィールドで、必要なサイトを選択します。
- 必要に応じて、ジオイド・モデルを選択します。
- 「保存」をタップします。