水平調整

公表された測地系変換パラメータが使用される場合には、ローカル基準座標とGNSSから派生した座標の間にわずかな不一致が存在することがあります。こういった不一致は、簡単な調整によって小さくできます。Trimble Access座標系のジョブ用設定が投影および測地系変換を含むものである場合、現場キャリブレーション機能を使用する際には、はこれらの調節を計算します。これは水平・垂直調整と呼ばれます。

必要な場合には、鉛直調節計算の一部としてジオイドモデルファイルを使用できます。

新しいジョブが過去のジョブの当初のキャリブレーションに完全に包囲されている場合には、そのキャリブレーションを再利用できます。新しいジョブの一部が当初のプロジェクトエリア外に位置する場合には、未知のエリアを含めるために追加の基準点を導入します。こういった新しいポイントを測量して、新しいキャリブレーションを算出してから、ジョブのキャリブレーションとしてこれを使用します。

現存するジョブから新しいジョブにキャリブレーションをコピーするには、現在のジョブとして既存のジョブを選択してから、テンプレートフィールドで新規ジョブを作成し、前回使用したジョブを選択します。もしくは、ジョブ間でコピー機能を使用し、一つのジョブから別のジョブへキャリブレーションをコピーします。