GNSS基準局受信機のセットアップ
Trimble内蔵GNSS受信機を基準局として使用するときに、測量機器の設定と接続を行うには:
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基準局で機器を組み立て、設置します。
- 三脚と整準台、そのアダプターを使用して、地表マーク上にアンテナを設置します。
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三脚クリップを使用して、受信機を三脚に取り付けます。
もしくは、受信機を専用ベースケースに入れます。 ケースの脇のポータルからアンテナまでアンテナ ケーブルを繋ぐことで、受信機が作動している間ケースを閉じておくことができます。
- 無線機アンテナを組み立てて、設置します。
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ケーブルで接続された外部無線機を使用してRTK無線データリンクを使用している場合は、コントローラ、受信機、無線機および必要に応じて電源を接続します。
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別のGNSSアンテナを使用している場合は、GNSSアンテナケーブルを使用してGNSSアンテナをGPSというラベルがついているGNSS受信機ポートに接続します。
ケーブルを挿入するときは、プラグ上の赤丸印と、ソケットの赤線を合わせてから、注意深くプラグを差し込んでください。プラグを受信機ポートに無理やり入れないでください。
- アンテナに付随するケーブルを使用して、アンテナを無線機に接続します。
- 適切なケーブルを使用して無線機をGNSS受信機ポート3に接続します。
- 第三社製無線機には、無線機用に別の電源を必要とするものがあります。 外部電源を必要とする場合には、 O殻レモ接続を持つ電源を、受信機のポート2 かポート3に接続します。
- O殻レモからヒロセケーブルを使用して、コントローラをGNSS受信機ポート1に接続します。
無線機を使用して基準局データを移動局に送信する場合、受信機に接続し、基準局測量を開始する前に、無線機のアンテナが無線機に接続されていることを確認してください。 そうでない場合には、無線機が破損してしまいます。
Trimble AccessでRTK無線データリンクを設定するには、固定局無線データリンクを設定するにはを参照してください。
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受信機の電源を入れます。
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コントローラをオンにします。
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受信機の内蔵無線またはTDL450B/ADL450B無線へのBluetooth接続を使用してRTK インターネットデータリンクまたはRTK無線データリンクを使用している場合は、Bluetoothを使用してコントローラを受信機に接続します。
- コントローラ上で、Trimble Accessを開始します。
- をタップし、設定 / 接続を選択します。Bluetoothタブを選択します。
- 「GNSS移動局に接続」 フィールドから、受信機を選択します。
- デバイスとペアリングします。
携帯電話など外部デバイス内のモデムを使用する場合、デバイスをオンにし、Bluetoothまたはシリアルケーブルを使用してコントローラに接続し、次にコントローラを受信機に接続します。
Trimble AccessでRTKデータリンクを設定するには、基準局インターネットデータリンクを設定するにはまたは固定局無線データリンクを設定するにはを参照してください。
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測量を開始するには、基準局測量を開始するにはを参照してください。