RTK測量の開始

  1. RTX用に設定したRTK測量スタイルを使用して測量を開始します。 RTX測量の設定を参照してください。

    RTX補正サービスからのデータを受信中の場合:

    • RTX(SV信号)、無線機アイコンがRTXアイコンに切り替わり、RTXがステータスラインに表示されます。
    • RTX(インターネット) - GNSS インターネットソースアイコンが表示されます。
  2. 収束するまで待ちます。

    平均的な収束時間は、作業している領域と使用しているGNSS 受信機によって異なります。

    • GNSS 受信機にTrimble ProPointテクノロジが搭載されている場合、ほとんどの場合、RTX高速領域では1分から3分、グローバルでは3分から10分で収束が発生します。

    • GNSS 受信機にTrimble ProPointテクノロジが搭載されていない場合、収束には通常、RTX高速領域では5分から10分、グローバルでは15分から30分未満かかります。

    収束時間の詳細については、RTX補正サービスを参照してください。

    収束が得られましたというメッセージが表示されたら、測量を始めることができます。

    RTXステータス画面を参照するには、RTX (SV)測量でをタップします。RTX (インターネット)測量中に、機器メニュー内でRTXステータスをタップします。

  3. IMUチルト補正付きの受信機を使用している場合、IMUの位置を合わせます

  4. ポイントを測定または杭打ちします。

 

  • RTX移動局ソリューションが収束されている場合でも、 ポイント測定の目的における精度許容値の条件を満たさない可能性があります。指定された精度許容値の条件を満たすため、あるポイントに、通常よりも長くとどまる必要性が生じる場合があります。これは、RTX移動局ソリューションは、移動局が静止モードにあるとき、そうでないときよりも収束するはずであるためです。Trimble Centerpoint RTXサービスを使用した測量の精度は、 マルチパス、電離層シンチレーションのほか、とりわけ対流圏状態や樹冠といった環境状況に大変敏感です。
  • 収束が合格とされる精度レベルを変更するには、 「移動局オプション」 画面で、 「自動許容範囲 チェックボックスの選択を解除し、 使用したい値を入力します。