カスタムプロパティセットのレビュー

Trimble Connectを使用して、Trimble Accessから現場で更新できる、BIMモデル内の項目のカスタムプロパティセットを作成することができます。

Trimble Connect Business Premiumライセンスをお持ちの場合は、BIMモデルの作成に使用した元のオーサリングツールにアクセスすることなく、カスタムプロパティセットを作成し、Trimble Connectの任意のモデル要素に割り当てることができます。Trimble Accessでカスタムプロパティセットを表示および編集するために、Trimble Connect Business Premiumライセンスは必要ありません

Trimble Accessでカスタムプロパティセットの値を更新することができるため、カスタムプロパティセットは、現場で何かが変更されたことをオフィスに通知する、プロパティをモデルに追加する便利な方法です。

たとえば、BIMオブジェクトを杭打ちした後、モデルの各部分のプロパティセットを更新して、出来形カスタムプロパティセット値をからに変更することで、オフィスのチームは、出来形構造の一部が現場に杭打ちされる際に、工事の進捗状況を追跡することができます。

カスタムプロパティセットは、Trimble Accessがインターネットに接続されている場合にのみ編集できます。カスタムプロパティセットへの変更は、クラウド内のモデルにリアルタイムで同期されます。

カスタムプロパティセットライブラリの設定や、Trimble ConnectでのBIMモデルへのカスタムプロパティセットの割り当てに関する詳細は、Trimble Connectワークフロー拡張機能ユーザガイドプロパティセットライブラリおよび3Dでのプロパティセットの使用を参照してください。

Trimble AccessでBIMモデルのカスタムプロパティセットを確認するには

  1. Trimble Accessで、BIMツールバーのをタップして、マップに表示されているBIMモデルに適用されているカスタムプロパティセットをダウンロードします。

  2. BIMモデル内の項目の情報を確認するには、マップ内の項目を選択し、レビューをタップします。

  3. 項目を複数選択した場合は、項目をリストから選択し、詳細をタップします。

  4. 選択した項目のプロパティを確認します。BIMモデルファイルのプロパティは読み取り専用ですが、カスタムプロパティセットのプロパティは編集可能です。編集可能なプロパティはで示されます。

  5. カスタムプロパティセットの場合は、必要に応じて新しい値を選択します。

  6. 「承認」をタップします。

    カスタムプロパティセットは、Trimble Accessがインターネットに接続されている場合にのみ編集できます。カスタムプロパティセットへの変更は、クラウド内のモデルにリアルタイムで同期されます。

Trimble ConnectでBIMモデルに追加されたカスタムプロパティセット内のプロパティは、レビュー画面でのみ編集することができます。測量計算、杭打ち、ジョブ内でポイントを作成するなど、Trimble AccessソフトウェアでBIMモデルからの項目を使用する場合、Trimble Accessはその項目のカスタムプロパティセットをコピーし、それらをTrimble Accessジョブ内のポイントやラインとともに読み取り専用プロパティとして保存します。カスタムプロパティの値を変更する必要がある場合は、ソフトウェアでアイテムを使用する前にプロパティ値を編集します。