アップグレード時の既存データのインストール
WindowsコントローラにTrimble Accessをインストールまたはアップグレードする場合、定義済みのフォルダの場所から既存のデータファイルをインストールするように選択できます。必要に応じて、ファイルはTrimble Accessで開いた際、Trimble Accessの最新バージョンに変換されます。
インストールされるファイルの種類には、次のものがあります:
- 測量スタイル、ジョブテンプレート
- 特徴コードライブラリ
- 制御ファイル、DXF、線形
- カスタマイズされたレポート/スタイルシート
ユーザが下記の場合... | 次の場合にカスタムフォルダを使用できます... |
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Trimble 販売代理店 |
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複数コントローラを所有する組織内のユーザ |
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あらかじめ定義されたTrimbleファイルに変更を加えて元の名前で保存してあった場合、ソフトウェアをアップグレードした時点で、これらのファイルは、あらかじめ定義されたファイルの新しいバージョンに置き換えられ、カスタム変更はすべて失われます。この場合、変更されたファイルをローカルフォルダから手動でコピーし、ソフトウェアのアップグレード後に正しいTrimble Dataサブフォルダにコピーする必要があります。これを回避するには、定義済みの形式を変更する際は必ず別名で保存してください。
- Trimble Installation Manager Windows用でをタップします。設定ダイアログが表示されます。
- ソースの場所フィールドで、カスタムフォルダの保存場所となるコンピュータ上のディレクトリを選択します。初期設定の場所は、C:\Trimble Access アップロードフォルダのインストールです。
- 既存ファイルを上書きするのチェックボックスを選択し、デバイス上の同じ名前の既存ファイルをカスタムフォルダのファイルで置き換えます。
- フォルダの作成をタップします。新しいカスタムデータフォルダの名前を入力します(例えば、ファイルを使用する顧客やプロジェクトの名前など)。OK をタップします。
- ソースの場所ディレクトリに作成した新規カスタムデータフォルダを示すFile Explorerウィンドウが表示されます。プロジェクトフォルダとシステムファイルフォルダが、新しいフォルダに自動的に作成されます。
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デバイスにインストールしたいファイルを、正しいプロジェクトフォルダまたはシステムファイルフォルダに入れます。
特定ファイルタイプの保存場所に関する詳しい情報については、データフォルダとファイルを参照してください。
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Trimble Installation Manager Windows用で、設定ダイアログに戻ります。OK をタップします。
Trimble Installation Manager Windows用ウィンドウが自動的に更新され、作成したフォルダが更新プログラムのインストールタブのアップロードするカスタムデータフォルダ項目の下に表示されます。
カスタムデータファイルをデバイスにインストールするには、Trimble Installation Manager Windows用で更新プログラムのインストールタブのアップロードするカスタムデータフォルダ項目まで下にスクロールし、インストールするファイルが入ったフォルダを選択します。インストールをタップします。
詳しくは、Trimble Accessのインストールを参照してください。