LandXMLストリング道路

LandXMLストリング道路は、レビューや杭打ちができるように、オフィスのソフトウェアからエクスポートする時点で、あらかじめ定義されています。参照個所...

LandXML横断面道路と違い、LandXMLストリング道路はRXL道路としては保存されません。Trimble Access道路で使用されるときもXMLファイルのままです。

Trimbleでは、オフィスソフトウェアで道路を定義する場合、鉛直面を避けることを推奨します。あるストリングのオフセットが別のストリングと同じ場合、Roadsソフトウェアはストリングを結合して横断面を表示する際、間違った順序でストリングを結合する場合があります。この問題を回避するには、ストリングを定義する際、一方のストリングのオフセット値を他方のストリングからわずかにずらします。たとえば、縁石と水路の横断面を示す次の例では、上の図の2と3のストリングはオフセット値が同じであるため、赤線で示すように正しく結合されない可能性があります。下の図では、ストリング3がストリング2からわずかにずらして定義されており、黒線で示すように、ストリングは常に正しく結合されます。

ファイルに無効ならせんジオメトリがある場合、水平線形は次の規則に従って調整されます:

  • らせんの場合、ファイル内の半径と長さの値は保持されますが、終了座標は収まるように調整されます。

  • 円弧の場合、ファイル内の半径の値は保持されますが、長さと座標は収まるように調整されます。

LandXMLストリング道路の利点

LandXMLストリング道路は、GENIOストリング道路と非常によく似ていますが、多くの利点があります。

  • 道路の定義が完了し、レビューや杭打ちの準備が整っているため、道路を定義するためのストリングを選択する必要はありません。
  • ストリング名も4文字に制限されません。
  • LandXMLファイルには、複数の道路を含めることができます。

  • LandXMLファイルには、複数の面含めることができます。
  • Trimble Business Centerからエクスポートする場合や、Trimble Access道路を使用してファイルや杭打ちを表示する場合は、LandXMLストリングファイルの方が適しています。

従来のLandXMLストリング形式にはサイドスロープのサポートは含まれていませんが、Trimbleは現時点で、サイドスロープのサポートを追加する形でLandXML形式を拡張済みです。Trimble Business CenterからエクスポートされたLandXMLストリングファイルでは、サイドスロープが定義されています。サイドスロープはTrimble Access 道路ソフトウェア内で定義や修正を行うこともできます。

LandXMLストリング道路の編集

マップで、LandXML ストリング道路をタップして選択し、編集 をタップします。または、をタップし、定義 / LandXML道路を選択し、編集する道路を選択し、次へをタップします。

編集しようとしている道路がマップ内に表示されない場合は、マップツールバーでをタップしレイヤーマネージャを開き、マップファイルタブを選択します。ファイルを選択し、該当レイヤを見える状態にし、かつ選択可能な状態にします。ファイルは、現在のプロジェクトフォルダ内になければなりません。

選択したLandXML ストリング道路では、次の操作を実行できます。