ポールのバイアス調整

使用しているチルトセンサの基準点が測定ポイントに合致していない場合に発生する小さな誤差を補正するには、ポールのバイアス調整が必要になることがあります。測定ポイントは、ポールの先(IMUが位置合わせされている場合)、またはアンテナの位相中心(GNSS専用モード)です。

Trimbleでは、IMUチルト補正を使用する際は、状態の良好な破損していない炭素繊維製ポールを使用することをお勧めします。また、クイックリリースは、受信機とクイックリリース間の嵌合面が破損していない最適な状態のものを使用してください。

ポールのバイアス調整では、通常の使用により破損し真っすぐでなくなったポールを使用する際や、ポールの先がポールの中心からずれてしまっている場合に発生する誤差が修正されます。ポールのバイアス調整は、IMUの位置合わせが正確な最適なRTK環境で行う必要があります。