基準局の座標を入力するには

RTK測量では、固定局座標は 全世界 座標である必要があります。すなわち、座標は、 グローバル基準測地系におけるグローバル基準エポックの形式である必要があります。 グローバル基準測地系グローバル基準エポックが、ジョブプロパティの座標系の選択画面に表示されます。座標系を参照してください。

既知点

既知のポイントに受信機を設置済みの場合:

  1. 固定局で測量を開始したら、ポイント名 フィールドに固定局名を入力します。
  2. キー入力」をタップします。
  3. 方法フィールドをキー入力された座標に設定します。
  4. 座標フィールドが正しいフォーマットを表示していることを確認します。そうでない場合には、オプションをタップして、座標表示設定を必要な座標タイプに変更します。

    既知の座標が下記の場合:

    • 全世界座標で、座標フィールドが、緯度経度高さ(全世界であること確認します。
    • グリッド座標(および投影および測地系変換パラメータが定義されている)で、座標フィールドが北距、東距、標高であることを確認します。
    • ローカル測地系座標(測地系変換が定義されている)で、座標フィールドが、緯度経度高さ(ローカル)であることを確認します。
  5. 基準局受信機に対する既知のローカル座標をキー入力します。

    詳しくは、 基準局座標 を参照してください。

  6. 「保存」をタップします。

未知点

座標の分からない点に固定局を設置済みの場合:

  1. 固定局で測量を開始したら、ポイント名 フィールドに固定局名を入力します。
  2. キー入力」をタップします。

  3. ここをタップします。

    現在のSBAS位置(捕捉されている場合)、またはGNSS受信機から得られた現在の単独測位位置が表示されます。

     

    • SBASポジションが知りたい場合、受信機がSBAS衛星を捕捉しているか確認して下さい。確認するには、「ここ」をタップした時にステータスラインにSBASアイコンが表示されるかどうかチェックします。受信機がSBAS衛星にロックするには、2分程度ほどかかることがあります。または、基準局を開始する前に「観測クラス」フィールドを確認して下さい。
    • ジョブ内では、最初の基準局受信機をスタートするのに、 単独測位ポジション(「ここ」ソフトキー)だけを使用します。
  4. 「保存」をタップします。