座標系

Trimble Accessでは、世界中で使用されている座標系の総合データベースが使用できます。データベースは、各ゾーンの変更内容を反映する形で常に更新されています。利用可能な座標系のリストをカスタマイズするには、座標系データベースをカスタマイズするにはを参照します。

座標系データベースからジョブ用の座標系設定を選択するには:

  1. をタップし、ジョブを選択します。 現在のジョブはすでに選択されています。
  2. プロパティーをタップします。
  3. 座標系をタップします。
  4. 座標系選択 画面でライブラリからの選択を選択します。次へをタップします。
  5. リストから必要なゾーンを選択します。

    指をリストの上方にドラッグしてスクロールするか、キーボード上の国名の最初の文字を押し、リストの該当セクションにジャンプします。

    およびゾーンを選択した時点で、下記の読み込み専用フィールドが更新されます:

    • ローカル測地系: 選択された座標系とゾーンのローカル測地系。
    • グローバル基準測地系: VRSを含む固定局の基準フレームなどのRTK測定の測地系。
    • グローバル基準エポック: グローバル基準測地系の実現のエポック。
    • 変位モデル:測定エポックでのITRF 2020とグローバル基準フレームの間でRTX座標を伝達を行うのに使用される変位モデル。

    ジョブでRTK測量を実行する場合、選択されたリアルタイム補正ソースが、グローバル基準測地系フィールドで指定された測地系と同じ測地系でGNSS位置情報を提供していることを確認してください。

  6. ジョブにGNSS 観測が含まれており、ジオイドモデルまたは測地系グリッドファイルを使用する場合:

    • コントローラがインターネットに接続されている場合は、必要に応じてジオイドモデルスイッチと測地系グリッドスイッチを有効にします。選択した座標系のデフォルトのジオイドモデルと測地系グリッドまたはシフトグリッドが自動的に選択され、座標系の選択画面で保存をタップするとコントローラにダウンロードされます。

    • デフォルトの選択とは異なるジオイドモデルと測地系グリッドまたはシフトグリッドを使用する場合、またはコントローラがインターネットに接続されていない場合は、必要なファイルをコントローラのTrimble Data / System Filesフォルダにコピーしておく必要があります。ジオイドモデルまたは測地系グリッドファイルを選択するには:

      1. ジオイドモデルを選択するには、ジオイドモデルを使用スイッチを有効にします。ジオイドモデルフィールドでファイルを選択します。

      2. 測地グリッドファイルを選択するには、測地グリッドを使用スイッチを有効にします。測地グリッドフィールドでファイルを選択します。

        選択された測地グリッドファイルに対する長半径と扁平度の値が表示されます。これらの詳細は、特定の投影によって既に提供された詳細を上書きします。

      3. シフトグリッドファイルを選択するには、シフトグリッドフィールドでファイルを選択します。

    ジオイドモデルと測地系グリッドの使用の詳細については、座標系パラメータを参照してください。

  7. 使用する座標の種類を選択します。初期設定はグリッドです。地表座標を設定するには、地上座標系の設定を参照してください。
  8. ターゲット高を入力します。プロジェクト高度を参照してください。
  9. 「保存」をタップします。
  10. ジオイドモデルと測地系グリッドまたはシフトグリッドファイルのダウンロードを確認するメッセージが表示されたら、はいをタップします。

もしくは、次の方法のいずれかにより、座標系を定義することもできます。

ポイントの杭打ち後または、オフセットや交会点の算出後に座標系やキャリブレーションの変更はできません。それを行うと、それまでに杭打ちされたり計算されたポイントは、新しい座標系や、変更後に算出・杭打ちしたポイントに対応しなくなります。