磁力計のキャリブレーション

Trimbleでは、下記の場合にR10またはR12受信機内の磁力計をキャリブレートすることをお勧めします:

  • バッテリを交換する際。
  • ポールを落下させるなど、GNSS受信機が極端に酷使された際。
  • GNSS eBubbleのキャリブレーションが行われた時と、受信機内部の温度の差が30度を超えた際。そのような高温によりGNSS eBubbleのキャリブレーションが無効になり、その結果、磁力計の位置合わせも無効になります。

磁力計の性能は、近くの金属製の物体(車や重機など)や、磁場を発生する物体(高圧架空電力線や地中電力線)によって影響されます。磁力計をキャリブレートする際は、かならず磁場障害の発生源から離れたところで行って下さい。一般的には屋外で行います。(磁場障害発生源の近くでキャリブレートしても、こうした物体による干渉は 解消されません。)